代表挨拶
誰かがつくった世界ではなく、自分たちでつくりあげる世界へ。
誰かがつくった世界ではなく、自分たちでつくりあげる世界へ。
代表取締役
松島 章公
MATSUSHIMA AKIHIRO
弊社が、国産材専門の製材工場として創業したのが1947年のことです。1994年にプレカット事業をスタートさせ、今では年間500棟近くもの住宅用建材を製造するようになりました。徳島、京都、茨城の3工場が連携を図りながら、県内外の建築現場に木材を供給しています。
四国、関西、関東の各地にもそれぞれ営業所を構え、全国のお客様に高品質な商品をスピーディーに届けるためのネットワークを構築してきました。現在、プレカット部材の売り上げは四国で最大級、全国でもトップ10に入っています。こうしたスケールメリットを活かした研究開発にも力を入れており、これまで木造では作ることができなかった公共施設などの大空間をつくる技術や、全国に先駆けた木材の乾燥技術なども生まれてきています。
近年、プレカットの役割はどんどん重要性を増しています。これまでは製造が業務の中心となっていましたが、今では国内外の木材を商社からまとめて購入し、ハウスメーカーや工務店に必要な時に、必要な量だけお届けする〝流通〟の役割を求められるようになりました。
プレカット業界に求められている、もう一つの大きな役割が「設計力」です。弊社でもCADによって伏せ図(軸組図)を設計していますが、将来的には木材の軸組だけではなく、電気や配管などの設備設計なども担っていくことになるでしょう。今の利益よりも、10年後の利益を追求する。そんな姿勢を貫いてきたからこそ、現在の姿があるのだと思います。
こうした激動の時代に求められるのは、まったく未知の分野でもチャレンジができる人です。会社に用意された階段を上るのではなく、自分自身で新たな階段やフロアをつくる柔軟性と行動力が必要となるでしょう。やる気と能力さえあれば、いくらでも上のポジションを目指せることは、各地で奮闘する工場長の経歴を見ても明らかです。今後も、社員一人ひとりの頑張りを評価できる会社であり続けたいと思っています。
会社経営の目標は、社員の豊かな生活を保障し、その家族を安心して養っていける報酬と環境をつくることだと思っています。そのためにも、やはり10年先を見据えた経営戦略は不可欠なのです。自分だけの幸せではなく、グループみんなの幸せを考える。そんな気持ちさえあれば、必ず成長することができます。誰かがつくった世界ではなく、私たちがつくる世界で、すべてのお客様を、そして自分自身の人生をもっと幸せなものにしてください。
代表取締役社長
松島章公